【1年で16kg減】ダイエットに成功した私の方法【体験談】

私は小学生のときいじめに遭いました。原因は、私の体型。

私はお菓子が好きで、昔は制限く食べ続けていました。祖父母の家が近かったこともあり、昔からよく遊びに行っていたのですが、一人っ子だったこともあり、甘やかされていました(いい意味でも悪い意味でも)。

「食べていいよ」
「おかわりする?」

そんな甘い言葉に釣られ、自分で食べる量をコントロールすることもなく、自由に食べつづけていました。

「甘いものはもう食べたから」とうまく断っていればよかったのですが・・・、当時の私は目先の誘惑に釣られるばかりでした。ある時は祖母の旅行のお土産の箱菓子のせんべいやクッキーなどを丸ごと食べ、またある時は夕食のカレーライスを2杯おかわり、カップのアイスを一度に3つくらい食べていました。

当時の私は自分の欲を満たすことが最優先であり、自分の見た目を気にするということは全くなかったです。「全日本小学生見た目がダサい見た目ランキング」を作ったならば自分は絶対にTOP10に入っ他だろうと思います(わりと本気で)。

photo by Leonard J Matthews

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いじめの原因は体型にあった。けど食べることをやめられなかった

いじめられたことも分かってはいる、傷ついてもいた、ですが私の甘いもの好きは中学や高校時代になっても止まることはありませんでした。

高校や家の近くにはコンビニがありました。高校の時は美術部に入っていたのですが、毎日部活に出席することが面倒になり、次第に美術部の幽霊部員になっていき、帰りのホームルームが終わったら真っ先に学校から家の近くのコンビニに直行。

お菓子を何個か買ってそのまま家に帰り、だらだらとお菓子を食べながらゲームをするのが自分にとって至福の時間でした。

その頃は親にも甘やかされており、自分でもきちんと自己管理をしていませんでした。料理もせず、外食でぱぱっと済ませてしまうことも多々ありました。

甘いものを食べる、という行為は私にとって日々のストレス解消法でした。

ダイエットのきっかけは、大学の健康診断

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photo by Celia Wagner

きっかけは大学の健康診断。

身長や体重など基本的なことを測定し、医者から直接、「きみは肥満だね」と言われました。それまで「太ってるね」と言われることは多々ありましたが、医者から客観的に「太っている」ことを指摘され、

それまでに感じたことのないほどのショックを受けました。

今までずっっっっっと自分に甘かったことを反省し、その日から私は、ダイエットに本格的に取り組み始めました。

私の実践したダイエット方法〜食事編

当時の私の体型は身長155センチ、体重70キロ超。

完全なる肥満体型です。

そんな私が取り組んだ、食事に関するダイエット方法は3つ。

  1. カロリー制限
  2. 晩御飯抜きの、2食ダイエット
  3. 糖質制限

具体的には、甘いもの(お菓子)などは一切無し、主食のうどんは食べない(うどんじゃなくても白米・パンなど)ことにしました。
摂取カロリーは朝昼夜のご飯の1食分のカロリーを300kcalまでに抑えること決めました。

野菜を中心に取るようにもしました。

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photo by Roberto

野菜にはほとんどカロリーの含まれないものも多いため(じゃがいもなどは炭水化物が多く含まれているのでだめですが…)、種類をきちんと選べばいくら食べてもいいのが魅力的でした。

糖質制限ダイエット

糖質制限ダイエットはとても理にかなったダイエット方法です。お菓子などには糖質が含まれており、この糖質の摂取を減らすことにより、体内の脂質をエネルギーとして燃焼させ、効率的に脂肪を減らすことができます。

太ってる人は特に要注意!糖質依存症(シュガーホリック)の恐ろしさ

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photo by Marcello

砂糖を使用した甘いお菓子や精製された炭水化物を食べ続け、糖質中毒や砂糖依存症(シュガーホリック)になると、集中力が大幅に低下したり、イライラしたり、キレやすくなるなどの精神状態が続き、うつ病や糖尿病のリスクも高くなるそうです。

思えば、自分の集中力が足りず、勉強なども長続きしない、そのことにより成績もどんどん落ちていき受験に失敗したり、

いじめられた経験をいつまでも引きづり、ネガティブでうじうじ落ち込んで鬱状態になっていたものも、もしかしたら甘いものに含まれる白砂糖の影響なのかもしれません。

もう少し早く気付いていれば・・・・・・と後悔。

夜ご飯を食べない。晩飯抜きダイエット

ご飯やパンの主食は、朝と昼はちゃんと食べ、その代わりに夜は食べないというルールを決めました。

友人とのランチやカフェなどの外食では、食べる順番に注意しました。食物繊維を先に摂ることによって糖質の吸収を抑えることができるため野菜を先に食べ、また少しでもおなかがいっぱいだと感じたら、ごはんを残すようにしました。

「店員さんに申し訳ないから・・・・・・」
「残すともったいない」

確かにその通りです。しかし、お腹がいっぱいなのに無理して食べて、後で無理して食べた分が脂肪に変わり後悔するほうが私にとっては問題です。

また、些細なことですがメニューを選ぶときにはなるべくカロリーが低いものをチョイスするようにしました。

ダイエット:食事の内容

食事の内容についてはヘルシーさを意識し、高タンパク質・低脂質の食事を心がけました。

豆腐で冷奴、野菜マシマシの湯豆腐、鶏ひき肉とゴマ油とネギを入れて似非麻婆豆腐を作ったり。鶏むね肉を使って茹で鶏、とりハム、チキンソテーなどを作って食事に追加・・・・・・などです。

置き換えダイエットやサプリなどを飲むより安上がりで安全ですし、空腹も満たされます。

ネットゲームへの課金のため、おやつ代を節約

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photo by mr-football

ダイエットを始めた頃、ネットゲームにはまり、時間を費やすようになりました。普通、ゲームにハマると消費カロリーが少なくなるため太る原因となりますが、私はここで発想の転換を行いました。

「お菓子代として使うお金を、ネットゲームの課金に使おう」

この心がけが功を奏し、次第に、お菓子が無性に食べたくなるようなことが減っていきました。
最終的には「生きていくためにお菓子は必要ない」という結論に至り、いまではお菓子を買うことは一切なくなりました。

お菓子をやめるようになったことで身体は健康的になりましたし、毎月の無駄な出費もずいぶん減りました。

お菓子のせいで太ってしまっている人は、とにかくお菓子を食べるのをやめてみてください。それだけで、ダイエットの道は開けます。

ダイエットの内容:運動

食事制限では主に上記の3つを中心としていましたが、これからは私が実際に行った運動のことについて具体的にお話しします。

運動①ラジオ体操

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photo by Riley Kaminer

私が行った運動によるダイエット方法は、家で空いた時間にできる「ラジオ体操」です。

「ラジオ体操なんかで本当に痩せるの?」と思われるかもしれませんが、ラジオ体操は1~13番までの体操に分かれ、ひととおり行うと、けっこうな運動量になります。

また、これは思わぬ収穫でしたが、ラジオ体操を数ヶ月続けたことで姿勢がよくなり、周囲の人からは「姿勢がいいよね」と褒められるようになりました。

ラジオ体操は主に朝行いました。朝ご飯のカロリーを消費するため。足踏みステップ、屈伸、足の曲げ伸ばし運動などを行い、朝の目覚めを促すような効果も感じられました。

運動②ウォーキング

普段の移動では車やバスを使うことが多かったのですが、片道30分くらいの距離であれば歩くようにしました(車やバスで行くと10分くらい)。歩いている最中は何もないと寂しいので、私は好きな曲を聴きながら歩くことにしました。前日にCDからiPhoneに曲を同期しました。

聴く曲を決めると歩くのがとても楽しくなり、移動以外のときにも、趣味として外を歩くようにもなりました。

家にこもっていることが多かった分、ウォーキングでは新鮮な空気を味わえて楽しかったです。

姿勢を正すようにした

歩く際は、姿勢にもこだわりました。以前腰が痛いときにネットで情報を調べてみたところ、猫背だと体への負担が大きいことを知りました。背中が丸くなると腹筋を使わなくなり、その腹筋を使わなくなると、お腹まわりや横隔膜周辺の筋肉が衰え、筋肉が衰えると、肋骨が下がり、その肋骨が下腹を押し出し、「ぽっこりお腹」となってしまうということでした。

猫背というのは百害あって一利なしです。

  • 「呼吸」が浅くなる
  • 「肩こり」や「首こり」を引き起こす
  • 「腕の痺れ」や「手の冷え」などを引き起こす
  • 「二の腕のたるみ」や「バストが下がる」などスタイルが崩れる
  • 「肩」や「腰」などを痛める

など。ぽっこりお腹になるだけではなく、お腹以外の所でも症状が現れることを知り、猫背にならないよう日々の生活の中でも注意するようになりました。

すると、不思議なことに周囲の人からは「最近笑顔でいることが多くなったね」「いい感じ」「笑っていたほうが可愛い褒められるようになりました。

どうやら、今までの私は猫背でいたせいで顔が下を向きがちになり、口角も下がり、暗い子というイメージがついていたようです。

それが姿勢をよくするようになったことで表情がはっきり相手にみえるようになり、

「明るくなった」印象を相手に与えることができました。

 

ダイエット内容:規則正しい生活

規則正しい生活を送るよう心掛けるようにもしました。

早寝早起きをすると身体が痩せ体質に変わっていき、質の良い眠りは痩せホルモンである“成長ホルモン”や“セロトニン”を作るというアドバイスを親にもらいました。早寝早起きするだけで肥満の予防になるなんて驚きですよね。

また早く寝ることで夜ご飯抜きの生活が苦ではなくなりました。(ちなみに、どうしてもお腹が空いたときは、カロリー0である水やお茶を飲んで空腹を紛らわせていました。)

1年間ダイエットに取り組んだ結果!!

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photo by Morgan

食事(糖質)制限、運動、規則正しい生活をこつこつ続けた結果、

1年間で私の体重は73→57kgに、またウエストは82cm→66cmにまで細くなりました。

長い期間をかけてじっくり体重を落としたためか、いまのところリバウンドもありません。

すこぶる体調も良く、最近では親や近所の方から「表情が生き生きして見えるようになった」と言われます。

また実感として、甘いお菓子を食べないようになったことで頭の回転が早くなり、いろいろなことがスムーズにいくようになったと感じます。

そういった効果がでたのは、このダイエットを始めたからだったと思います。

今、自分の体型に不満がある人、またそれが原因でイジメにあってしまっている人は、強い意志をもってダイエットに取り組んでください。

ここで私が紹介したような「当たり前のこと」を継続するだけで、体重はちゃんと落ちていきます。

そして、その変化は周囲への印象を変えていき、あなたの人生を変えていきます。

日本中の太った悩める少女に幸あれ!

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